田中ヲタぢゃないよ。

田中れいな

・ 最近娘。内でフェイズシフト(相転移)が発動しているのではないかと感じ、
心穏やかでない日が続いている。
当初後藤、保田の抜けた穴の補充としか見ていなかった6期の動きが激しいからである。
田中れいな
彼女の成長速度は5期のそれを凌駕している。
おとめ組新曲PVで魅せる彼女のパフォーマンスは参加曲2曲目とは思えない。
あの歌声。

あの表情。

あの目付き。

見ている者共を異空間に引き込むようなあの瞳の奥には、
娘。内で「トップになってやろう」とする野望が満ちている。
そのとっかかりが、新ユニット「あぁ!」だとでもいうのだろうか。
モーニング娘。で1番になる。」
モーニング娘。で1番可愛いのは私。」
思えば6期の面々の発言には、首を傾げたくなるものが多い。
(道重、亀井のそれは、言わされてる感が強いが。)
もともとオーディションで募集を受ける人材には大別すると2種類のベクトルがあり得る。
モーニング娘。が大好きだから入りたい。」、もしくは「モーニング娘。という“システム”を利用する。」
6期は後者ではないだろうか。
たとえば5期の新垣は明らかに前者。
彼女は他社との契約を蹴ってまでUFAへ参入したほどのモーヲタとして有名である。
既にシグナル5のメンバーだった、小川も前者。
地元新潟での芸能活動を捨ててまで、娘。に入りたかったのだ。
片や、後者に属する面々が存在するのも事実。
藤本、里田、後藤などは後者のタイプ。
特に1度辛酸を舐めさせられた藤本・里田の胸中には筆舌にし難い程の思いが有るのではないか。
斉藤みうなもまた、その眷属として相応しい。
そう、今のハロプロは勝ち組と負け組、新たな勢力の参入など様々な想念が渦巻いているのである。

・・・・・・っていうかさ、もうちょっと緊張感持った方がいいよ。 (^_^;)
以前のモーニングって、もちょっとピリピリした感覚が有った。
あのくらいが心地良い。
「れいなちゃんってスゴイねー」とか言ってる場合じゃないぞ、4期・5期。


・ ハロコンの模様を見た感想。
アンコールのラストが「ザ☆ピース」だった。
思えば、この曲ほど「モーニング娘。」というものを表現できる楽曲はない。
センターが石川梨華であるというだけでも私には価値が高い。
その石川がこの曲では、ハロプロの頂点に位置する。
「ザ☆ピース」はダンスフォーメーションの美しさでも優れた曲である。
右腕を振り上げ中腰で左右にステップを踏む、「おーっ!ほら行こうぜ!」の部分の振り。
ハロプロ総勢で同じステップを踏んで見せる群体としてのパフォーマンスの美しさは、
見ていて爽快である。
そのフォーメーションは見ているだけで、メンバー間の結束が強く感じられる。
人数が多くなるにつれ、振りのパート分割が往々にして煩雑化する曲が多くなる中で、
この「ザ☆ピース」だけは、変わらずに感動と「平和(ピース)」を与えつづけてくれるのだ。