Mステ分割組鑑賞。(私見


放送後、直ぐに書かなかったのは何度も録画を見直していたからです。
そして結論として言えるのは。
やっぱ、おとめが良い。という事。
以前より予想していた通り、さくら組はポイントを絞り込み過ぎました。

今回の分割では、「”新しい”モーニング娘。を構築する事」が大前提。
わざわざ分割したのに音づくりが以前と同じでは意味がありません。
「晴れ雨のちスキ 」では、ボーカル割りの多いメンバー選出が
”これまでのモーニング娘。”で、メインだった人員に偏り過ぎていました。
安倍・矢口・加護・高橋。
この構成人員というのは、後藤卒業後のパート再構成などで担当パートが増加された
加護・高橋が含まれています。そして当然ながら安倍・矢口も変わらずメイン。
娘。の楽曲としてはここ一年ばかり聴いてきたものと「音声」に殆ど変わりが有りません。
「音」として「新しく無い。」のです。
確かに人気所のメンバーが揃っており、「画」として観た時のまとまりは良いのかもしれません。
加護ちゃん可愛いかったです。
なっち、天使でした。
矢口それなりにセクシーでした。
高橋、あいかわらず唄上手かったです。(お誕生日おめでとう。)
しかし・・・吉澤さんはこの曲に必要不可欠でしたか?
紺野さんは?、はたまた新垣さんは?
メイン以外が、あまりにも「おざなり」な扱いでした。
あと、「ピンク過ぎ」。
さくらだからしようが無いですけど、目に辛かったです。
1つ救いだったのは、亀井のヴォーカルがかなり上達して居た事。
ここだけに救いの光明が有りました。
さくら推しの方々には申し訳ありませんが、これが私の率直な感想です。
もうこれ以上さくらについて書くのは止めときます。
あくまで私見ですので。


相反しておとめ組は、ポイントになる部分を再構成し直してきました。
6期が3人も入っているのですから当たり前ですが、この事がかえって
新しい音づくりの必然性の要因となっています。
飯田の「an!×5」から加速度的に高まる期待感。
最初の「Hey!Everytime!」の部分で既にスタジオ内から手拍子が掛かってましたが、
つんく♂最近お得意の高速サウンドぶりが功を奏しておりました。
田中をセンターに持って来たのが良い結果になっていますね。
彼女の高音の声というのはなぜか聴き心地が良いのです。
「新人だから後ろに配置せよ」などという年功序列式の考えはすでに不要です。
そして辻が頼もしいほどのヴォーカル力を発揮。
つんく♂がモーニングで1番と言及した真価が発揮されております。
頼もしくなったよ辻ちゃんは。カッコ良かった。
田中の両脇を固める石川と藤本。映画ダブル主演女優です。(笑)

石川は決して歌が上手いとは言えませんが、彼女のハイトーンヴォイスは
要所々の単発パートで上手く使うと効果を発揮します。
藤本の「ガチョーん」の部分もカメラ割りでスロー扱いになってました。
数字を上げる効果が有る証拠です。
小川のシャウトっぷりもなかなか良かったのですが、もうちょっと痩せようよマコ。(笑)
まあ曲とは関係ないですが。
道重の使いドコロがこれからの課題ですかね。
目立つ唄の部分はそんなにありませんでしたが、彼女の衣装のムラサキは良かったです。
相性が良いのかもしれません、ビジュアル的には結構よかったです。
PVでも道重だけアップになる部分がありましたし。