前衛の代償。

土曜の朝に寝ぼけながらTVで情報見てたら、「TVデジタル放送」の事をやってまして。
アナログ受信のTVが見れなくなるとか色々弊害も有るって事やってました。
映像の鮮明さとクリア過ぎる音声が、マズイらしくて。


時代劇のヅラとかは、額の境目がバレバレになるとか。
メイクが雑だと肌荒れが鮮明に映ってしまうとかね。
音声面ではクリアすぎて、口パクがばれてしまうとか。
これはゆゆしき問題ですよ。
ハローに取っては死活問題です。


兼ねがね、ハローの口パクについては問題アリと感じてましたが、
何故口パクの必要があるのか疑問でした。
ミリオン連発のアーティストならばいざ知らず、映像と歌唱を天秤に掛ければ
おのずと映像の方が重要だと判断せざるを得ないハローにとって、
常にCD音源並の歌唱なんて、見てる側は期待してないんじゃないかなぁ。
ちょっとくらい音外したって、咽の調子が悪い時だって、一生懸命唄ってる
娘。達を見れれば私は満足なんですが。


唄ってる時の息遣いとか、臨場感が感じられるし毎回微妙に唄い方が違っていて
場数をこなす度に「慣れによる上達の確認」も出来る訳です。
私は口パクしてるほうが、イメージ的にダメージ大ですよ。
CD音源はどうしても、曲を貰って間もない時期の歌唱ですから変化が無いのは淋しい。


分割対決でさくら組がリアル歌唱してるのを私が観れたのは、HEY×3のSPくらいだったし。
私的に乙女組推しだという部分を差し引いてもマイナス要素でした。
パフォーマンスとしては、声が裏返ってしまいながらも唄ってた「れいなたん」は、評価大です。
さくら組は、どうせだからヘッドセット無しでも良かったんでは?
別にさくらのメンバーをどうのこうの言ってる訳じゃないですよ、
彼女たちが口パクの判断してる訳ではありませんからね。
ただ、リアルで披露出来ない楽曲はあまり作るべでは無いと思った次第です。


実際に全国総デジタル放送化されるのは8年後らしいですが、デジタル対応のTVは
もう出回ってますからね。
とりあえず、歌番組とライブでの口パクは否定したいです。